tkgshn-yuiseki 2021-07-30
tkgshn.iconinoue2002.iconyuiseki.iconyuseiito.icon
前提
「制度を探せない」という状況を無くすためには、公共制度の利用条件を制度自体に与えていく必要があると考えている やってること
本当に実験中の段階で、公開できるぐらいのクオリティでもない・不確実性が高い・手戻りの可能性が高い
Civichat.iconのメンバーであるyuseiitoが提案ベースでやっている途中で、会社としてそれを採用していくかどうかも分かっていない状態 /emoji/twitter.icon .@civichat でのお仕事でも制度の推薦ロジックを記述するためのDSLみたいなものを作ろうという構想がある(まだ実験してるだけ)ので、みていて「そうなるよなぁ」といううなずき感があった https://t.co/BkXGKk4tAQ 最初は「yuiseki氏と一緒にやりたいね!tkgshn.icon」と言っていたけど、私だけが大きく喋りすぎた状況 やりたいこと
だから共同開発的な感じになるかは約束できないんですけど、"制度の記述に悩んでいる"人間として、一度Civichatのメンバー + yuisekiとかと話す機会が欲しいです 現状把握をしていく
Civichat.iconとかなり似たような思想で設計も近いと思うので、なんか一緒にできるかもしれない
yuiseki.icon
貧困を可視化しようという話だったが、貧困について積極的に話したがる人は少なく、リアルなデータが集まらない
データが集まらなければ可視化も出来ない
可視化できなければインサイトを得ることも出来ない
今日2021/8/4、冷静に考えて整理したら、たしかにやってることはCivichatととても似ていた 連携するべき
Rules as Codeとは、法律等の規制について、従来の自然言語での法律と共存する形で、機械判読可能なコード形式の法律を作成する取り組み。
これには、テクノロジー活用のみならず、同時に、現在政府規則の作成に使用されているプロセスと方法の再構築が必要となる。
現在実証実験(PoC)が行われている国もあり、実現に向けてアプローチが行われている。
既存の取り組み
いろんな国の事例
ニュージーランドの事例
XML
JSON
その他
最近おもしろいなと思った発想
気になっているツール
MongoDB形式のクエリをJavascriptのArray, Objectに対して実行できる
code:python
timexes = timex_parser.parse("彼は2008年4月から週に3回ジョギングを1時間行ってきた")
[<TIMEX3 tid="t0" type="DATE" value="2008-04-XX" text="2008年4月">,
<TIMEX3 tid="t1" type="SET" value="P1W" freq="3X" text="週に3回">,
<TIMEX3 tid="t2" type="DURATION" value="PT1H" text="1時間">]
これ結構すごいものな気がしているyuiseki.icon
naruhodotkgshn.icon
時刻以外でもこうした構造化ができるのではないかという可能性
パターンの限られたドメインでなら有効そう
XY問題とは、ヘルプデスクなどで見られる「質問者が、本当に解決したい課題Xについて直接聞くのではなく、Yという二次的な課題を解決する方法を聞く」ことによって発生するコミュケーション上の問題を指す語である。 質問者はYによってXを解決することができると考えているが、しかし、Yを解決してもXは解決しないか、またはYは解決方法としては不十分であることが多い。本質的な課題を曖昧にしたり二次的問題を持ち込んだりすることは、回答者に不必要な苦労をさせたり、または不十分な解決方法が提示されることにつながる。
XY問題は、技術的な質問やカスタマーサービスの現場でしばしば見られる。質問者が自力で問題を解決しようとしたとき、問題を誤解して、小さな課題Yさえ解決できれば本当の課題Xは解決できると思い込んでしまうためである。回答者はXY問題によって質問者の抱えている問題を解決できなかったり、質問の本質的な部分を理解できなかったりするので、質問者はかえって不満を持つことになる。
このような状況は、質問者が、本質的な目的から離れた、無意味な細部について質問した場合にあらわれやすい。 回答者は、なぜその情報が必要なのかを逆質問して、根本的な問題を特定することでXY問題を避けることができる。
要点としてはyuiseki.iconは論理記述と計算による最適化とは別の問題解決アプローチもありうると信じている
計算機のみで閉じたシステムではなく、人の思考力も問題解決に組み合わせる?
選択肢のマッチング問題=選択の最適化問題は、特に経済学の分野で検討が深まっている
社会を完全に論理的に記述しようとすると、発狂するので気をつけよう
社会を論理的ではない形で記述する方法もいろいろあるので活用できないか
法律や制度のほうが論理的に厳密すぎて狂っている
データ構造の選択肢
Prolog
lisp
XML
JSON
MongoDB
バイナリ
クエリ言語の選択肢
SQL
Prolog
lisp
JSON
MongoDB
Elasticsearch
yuiseki.iconの現状での考え
データ構造はJSON、バックエンドはMongoDB
絞り込みにはsift.jsを使ってみる
懸念
その会社が最もコントリビューションしているような感じであれば、許されるのではないかなぁhal_sk.icon
参加者のゴールは、「社会課題が解決されること」であって、「儲かること」ではないため。儲けるためであればもっと効率良い手段はいくらでもある。関係者間でフェアであれば良い。
agreeyuiseki.icon
それも含めて、うちのメンバーと話す機会を設けてほしいです
ここでいう貢献の定義が必要yuiseki.icon
ソフトウェア開発?
奪ってもらえるような開発成果が生み出せるといいけど……😅yuiseki.icon
ライセンスはともかくとして評判に影響するのではという懸念はわかる
一方で私yuiseki.iconが共同開発的に書いたコードを企業として所有したいのであれば業務請負契約や業務委託契約にしたい
なるほど!それが良さそうですtkgshn.icon
データの収集や入力や整理の作業?
オープンデータは定義通り営利非営利に関わらず無償で自由に使ったら良いのではないかと思う オープンデータ整備への報酬にもいろいろありうる
達成感、社会的承認欲求、自己肯定感
名誉、栄誉
表彰
貢献に応じた金銭的報酬
あるいは伝播投資貨幣のように継続的に報酬が得られると最も理想的 自分が作ったデータで儲ける人がいたらその一部が自分への報酬として返ってくる
これ良さそうですねtkgshn.icon
貧困の当事者に経済支援制度のデータ入力・整理をやってもらって報酬を払うのはどうかというのを思いついた
作業に対して報酬を支払うのは契約が必要なので大変そう
ところでCode for Japanでうまくいくパターンというのも見えてきていると思うyuiseki.icon
一言で言ってしまうと問題を単純作業に落とし込んで人海戦術する 制度の追加を誰でもできるようになると便利tkgshn.icon
例えば、公共制度以外にもNPOや奨学金などがそれに当てはまるかも
モチベーションが問題yuiseki.icon
面白くないとエンジニアは巻き込めない
個人やボランティアでの限界について
おおむね同意ですyuiseki.icon
付け加えるとすると
ソフトウェアやITサービスに限った話ではなく、
カネがないとブートストラップ、スケールできないプロジェクトというのはある
逆に言うとカネがあるとブートストラップ、スケールできるプロジェクトというのはある
解決しようとする問題が複雑かつ巨大なほどカネが必要だろう
法人でないと様々な制約がある
ソフトウェアやITサービスに限ると
機械学習やデータ分析には質の高いデータが必要だが、質の高いデータはタダでは手に入らない
ソフトウェアは計算資源を投入するほどスケールできるのが特徴だが、計算資源は有料である
高度なソフトウェアを設計開発運用できる質の高いソフトウェアエンジニアを集めるのにはカネが掛かる
フルタイムで開発に専任するソフトウェアエンジニアを雇えない
ここが一番ネックになっていそう
ビジネスとしてスケールさせるために、マーケティング、セールス、サポートにもカネを掛けている
そもそも、お金を扱うようなWebサービスを運用するには、以下が必要
利用規約
個人情報保護方針
特定商取引法に基づく表記
これらは真面目にやるならどれも法律の専門家の助言が必要となる
ボランティアチームや個人としてやっていくのはハードルが高い
これはなかなか複雑なソフトウェア
極めて複雑なソフトウェア
もともと海外のオープンソースのソフトウェアをローカライズしているという流れではある
ローカライズを(協力も得ながら)自分でやって、インスタンス立てられるところまではボランタリー hal_sk.icon
その後、加古川市が使いたいと言ってくれたので有償で Code for Japan へ委託してもらっています。
これは北海道から助成金を貰っていたんだっけ?
北見工大の先生の依頼を受けて、私が中心になってスキマ時間で開発してから、最終的に北海道が実証実験のための費用を支払ってくれました hal_sk.icon
開発者に報酬が支払われているのかは不明
開発時から手伝ってくれていたインフォラウンジさんに運用面を委託していて、上記費用はインフォラウンジさんに対して支払ってもらっています。(命に関わるものなので、CfJの体制では抱えきれない)hal_sk.icon
2021/8/4 mtg log
自己紹介
みんなわいわいやっていきましょう!
このmtgが始まった経緯
ちょくちょくtkgshn.iconがmtgに参加したりしている
同じような悩みを持っている
制度をどのように推薦していくの
Civichatではどのようなことを考えているのか
もとはJSONを絞り込むものをもっていました
JSONでやるのはしんどい
人間が読み書きするのが厳しい
もっと簡単に書ける方法がほしい
とにかく悩んでいる
「選ぶのが難しい」ことを排除する
完全なマッチングを実現するためには必要十分条件である必要がある
「ある程度絞り込んで表示する」みたいなこともあるかもしれないtkgshn.icon
ゴール
利用条件を書き出すことができるのであれば、市民に対してシステムから能動的に制度を出せる
これを自治体の制度を設計する人間にどこまで求めるのか
企業向けの助成金を探せる
これちゃんとみたら結構すごいyuiseki.icon
あくまでもプロパティの一覧でしかない
制度の情報 + 論理的に記述された利用条件が必要tkgshn.icon
https://gyazo.com/14ba333574ce41df209e32dfb6f7dc22
凄まじい勢いで更新されていることに気づいた
今は中小企業向けだけど、内閣府とかはこれを個人向けにも導入していく動きありtkgshn.icon 法律や制度は現場の判断で動いているところもある
ゆえに、すべてを論理的に定義することは困難yuiseki.icon
一方で、現時点でも、申請すれば受けられるはずなのに、その制度を知って申請しないと受けられない制度が多数ある
生活保護
yuiseki.icon
todo.icon proj-povertyでもCPSVのフォーマットで制度を記述しておけば合流できる可能性あり 利用条件を書き出すことができるのであれば、市民に対してシステムから能動的に制度を出せる
制度を探す人間は正確に自分の状況を認識して入力できるのか?
拡張子plにしているのは便宜上で、prologではないyuseiito.icon
JSONにコンパイルされる
Civichat-langはインターフェースにすぎない
CPSVの勉強会をやってみるのはどうかyuiseki.icon いろんな興味ある人を巻き込める可能性がある
グラミン日本の方々にも広めておくといいかもtkgshn.icon CPSVについてわかるドキュメントとかあるといいね 複雑なデータがいっぱいほしいyuseiito.icon
作ったものが対応できるか知りたいyuseiito.icon
めっちゃ複雑すぎるやつくれーyuseiito.icon
proj-lawvisで法律の関連をネットワーク化していたので、いい感じの複雑な問題探せるかもyuiseki.icon 厚生年金、健康保険、年金あたりは複雑そうyuiseki.icon
Rule as Codeは、立法の時点で機械可読にしよう、そうすれば問題のある法律にはならないし、市民もそのデータを使えるはずだという両面からのアプローチ いずれ法案をつくる政治家はコードを書くエンジニアになる?yuiseki.icon
法律が機械可読になれば、完全に合法な非倫理的行為を実行することが可能になるかも
脱法?
今後の課題:どうやると楽しい?どうやると盛り上がる?yuiseki.icon
他のエンジニアを巻き込んでワイワイしたい
適度にふざけていきたい!
突発的な大規模災害時に、みんなが利他的になる
新型コロナの支援精度を収集するやつ
全国の自治体Webサイトからコロナ・支援・制度とかの文字列でURLを抽出
抽出したURLが本当に支援制度がどうかがわからないので、フィルタリングをSlackBotを使って「これは支援制度ですか?」と聞くようなツールを作ったyuiseki.icon
エンジニアにはバカウケ
反省点
再利用性がなくなってしまった
これに似てるtkgshn.icon*3
/emoji/twitter.icon 「機械学習させたいモノを、スパムボット判定に使う」というアプローチはイグノーベル賞モノではないかとおもってる。スパムが突破できなければ、認証として優秀。スパムが突破してくるなら、機械学習の教師データ作成をスパムにやらせられる。超スマート。
next action
todo.icon proj-povertyでもCPSVのフォーマットを試みるyuiseki.icon 将来的には、奨学金とかも推薦対象になったりするかもtkgshn.icon NPOの支援制度は記述できるのかが気になるyuiseki.icon
Civichat.iconどこを落とし所持っていくか
データ集めとかは人海戦術で頑張っていけそう